クレオ人事セミナーは、直接的・間接的に企業の人事に関わる方を対象に、2005年6月以来毎年2回ずつ開催しています。日本と大きく異なるアメリカの人事制度や慣習をご理解いただき、日々の業務にお役立ていただくことを目的としていますので、毎回異なる分野の専門家を招いて、人事・労務に関する幅広い分野の情報を日本語でお届けします。参加費用は無料、開催予定はウェブサイトや月刊ニュースレター、日系メディアなどで事前にお知らせ致します。
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【第26回報告 第25回報告 第24回報告】
第27回クレオ人事セミナー(ウェビナー)報告
10月23日(金)に第27回のクレオ人事セミナーがウェビナー形式で行われました。2020年3月以降、新型コロナウィルスの影響で様々なイベントが自粛される中、従来形式のセミナーに代わる弊社初のウェビナーとなりました。日本からのご参加も考慮し、朝9時からの早いスタートとなりましたが、定員いっぱいのご参加をいただき心より御礼申し上げます。
今回はコロナ禍で多くのマネジメントが頭を悩ませている来年度の昇給率に関するトピックを取り上げ、2017年の第23回セミナーに続いて今回3回目となる、報酬コンサルティングファームRSC Advisory Group社マネージングダイレクターのスコット・シュライバー氏をお招きしました。
まずは現在の米国経済動向概略、2020年実施された昇給に新型コロナウィルスが及ぼした影響、これらが2021年の昇給率予測に及ぼす影響など、単なるデータの羅列ではなく、それぞれの背景や理由などを報酬戦略専門家の視点で解説いただきました。また、昇給や昇給率に関する説明にとどまらず、今後の企業の経営状況により異なる3つのシナリオを想定し、それぞれに対してどのような報酬戦略や労務管理が可能かなど、深く掘り下げた内容となりました。
ウェビナー形式は口頭での質問ができないため、コミュニケーションについてやや心配していましたが、2時間の実施中リアルタイムで20以上の質問を送信いただき、参加された皆様の興味度の高さをあらためて実感致しました。今後も様々な人事関連トピックを取り上げ、皆様に有意義な情報をご提供できるよう努力してまいります。
当日使用した詳しい資料(日本語・英語)をご希望の方は、弊社担当者までお気軽にご連絡下さい。