クレオ人事セミナーは、直接的・間接的に企業の人事に関わる方を対象に、2005年6月以来毎年2回ずつ開催しています。日本と大きく異なるアメリカの人事制度や慣習をご理解いただき、日々の業務にお役立ていただくことを目的としていますので、毎回異なる分野の専門家を招いて、人事・労務に関する幅広い分野の情報を日本語でお届けします。参加費用は無料、原則として1回のセミナーはCincinnati地区とLexington地区の2箇所で開催します。開催予定はウェブサイトや月刊ニュースレター、日系メディアなどで事前にお知らせ致します。
クレオ人事セミナーについてのお問い合わせはこちらをクリックして下さい。 |
【第22回報告 第21回報告 第20回報告】
10月26日(木)、27日(金)の両日、第23回クレオ人事セミナーが開催されました。今回は2016年7月以来1年3ヵ月ぶりのセミナーとなりましたが、日系企業の皆様の興味度が高い分野だったこともあり、2日で50名近い方にご来場いただきました。この場を借りて心よりお礼申し上げます。また、シンシナティ会場におきましては、満席のためやや窮屈になってしまい申し訳ございませんでした。
第1部ではスコット・シュライバー氏より、昇給率、賃金データ、消費者物価指数、業績給など、アメリカの報酬制度など広範囲にわたる説明がありました。続く第2部ではダン・リップバーガー氏から、能力給制度、パフォーマンス管理、業績目標設定など、こちらは従業員の能力の報酬への反映方法などを中心にお話しいただきました。
1部・2部ともに多くの方から質問をいただき、「毎年3%の昇給は必須か?」「金銭以外の報奨制度」「コアコンピテンシーの導入方法」等について講師から詳細な回答をいただきました。また、来場者の方より「セミナー実施前にトピックスに関連した質問を匿名で集め、セミナー時に全体で回答をシェアしてはどうか」との貴重なご提案をいただき、今後の課題として検討させていただくことに致しました。