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履歴書(Resume)の書き方

英文履歴書(Resume)の書き方

アメリカで就職活動するにあたって必要かつ重要なもの、それは恐らく英文履歴書ではないでしょうか。ご存知のように日本の履歴書と違いアメリカの英文履歴書は定型フォームがなく、それだけに人それぞれ、中身もそれぞれ、本当に千差万別になっています。そして何よりも、英文履歴書の内容自体が書類選考に勝ち残れるための大きなポイントになることも忘れてはいけません。まずは英文履歴書の基礎について、趣旨や必須項目、書き方のポイントについて説明してみましょう。

英文履歴書の役割

英文履歴書とは、応募する企業に、自分という人間をより客観的に理解してもらうための基本ツール。つまり重要なことは『読みやすいこと』そして『理解しやすいこと』であるのは言うまでもありません。もちろん、自分の経歴や能力をより多く詳しく記述して書類選考を通過したい気持ちはわかりますが、採用担当者は毎日数多い履歴書を読むので、少しでも自分のキャリアを理解しやすいように、基本事項を理解して履歴書作成にもひと工夫することが大切になります。また、あまり他人と見比べることがないものだけに、間違いや勘違いに気づかないことも多いので注意が必要です。

英文履歴書の種類

  1. Chronological
    新しい職歴から時系列的に書く形式。採用担当者が候補者の仕事の変遷を理解しやすいため、事務系・営業系職種など幅広い職種に効果的です。
  2. Functional
    職歴の順序にこだわらず、実務経験、専門知識を前面に出して強調する形式。技術系・専門系職種には効果的ですが、複数分野でキャリアがある場合や、同じ分野の経験でも異業種にまたがる場合には不向きです。
  3. Combined
    Chronologicalとfunctionalをミックスしたスタイル、専門知識と職歴の要約を最初に書く。現在最も幅広い職種に一般的に使われる形式です。
    ※職歴のない場合はEducationを一番上に記入するようにして下さい。

必須項目

既に英文履歴書を作成したことがある方はご存知の通り、Personal Data、Objective、Education、SkillまたはQualifications、Experience、Referencesは必須項目。以下その中でも重要性の高い下記項目の記述ポイントについて説明します。

  1. Personal Data
    この部分のミスで多いのが、性別や出身地や生年月日、年齢等を記入してしまうケース。日本では定番のこの項目はアメリカでは必要なく、当然写真の貼付も不要です。このようなミスは、採用担当者に「英文履歴書の書き方を知らない候補者」という印象を与えかねないので注意しましょう。
    アメリカでは、氏名、住所、電話番号、Emailアドレス以外、採用選考に不必要な個人データを記入する必要はありません。
  2. Objective
    日本語で言う志望職種と志望動機。意外とこの部分を軽視する方が多いようですが、応募するポジションに合わせて、しっかりと考えて整合性のある内容を記入するべきです。たくさんの企業に履歴書を送っている方にありがちなのは、Objectiveの内容を変更しないミス。
    以前応募したポジションがそのまま書いてあったり、以前応募した企業の業種に関する内容が書いてあったり、意外と犯しやすいミスなので注意が必要です。また、複数職種を募集している企業では、応募した職種以外でも企業側が採用を検討する場合もあるので、特に新卒者は多少フレキシブルな書き方をした方が良いでしょう。
  3. Education
    高校が最終学歴の方をのぞいて、原則として高校以前の学歴を書く必要はなく、学校名、学部、取得学位は必須、卒業年度も書いておいた方が効果的(特に卒業予定の方は重要)、GPAに関しては3.0以上の場合に限り書いた方が効果的です。内定後に成績証明書の提出を要求される場合もありますので、GPAは必ず正確に計算した数値を記入するようにして下さい。
    また、在学中のAward、特別な研究内容、履修したコースなど、応募するポジションに関連する部分はできるだけ詳しく記入することが重要。新卒で職歴のない方は、書類選考でこの部分の重要度が高くなることをお忘れなく。
  4. SkillまたはQualifications
    どのポジションでも必須なのはMSオフィス系のソフトウェア。エクセルの高度な表計算やパワーポイントを使ったプレゼン資料の作成なども多くの企業が求めるスキルの代表格です。同様に経理関連ポジションであれば、PeachtreeやQuick Books等経理系ソフトウェアの知識・経験は評価につながるため、ここでは使えるソフトウェア名をただ羅列するだけでなく、どのレベルで使用できるのか、何年位使用歴があるのか迄書いた方が効果的です。他にも英語であればTOEFLやTOEIC等も、一定以上のスコア(TOEFL/550*CBT 213、TOEIC/850)がある場合は書いておいた方が良いでしょう。
    また、CPA資格を取得途中で一部科目のみ合格している場合は、合格科目を明記することをお勧めします。この項目に自分の持つSkillやQualification全てを記入するよりも、実際に応募するポジションに直結するものをより詳しく記入し、関連性の高いものを上から順に記入することが重要です。他にもアドミ系職種ではタイピングスピードが重視されるため、40WPM(1分間にタイピングできる平均文字数)以上あれば記載すると効果的です。ご自分のタイピングスピードがわからない場合は、http://www.typingtest.comなどのサイトを使って無料でテストすることができます。
  5. Experience
    通常は、新しい職歴から順を追って記入します。在籍期間(年号だけでなく月も記入)、社名、ポジション/タイトル名、所在地、さらに在籍期間中に複数のポジションや役職を経験した場合は順にその内容も記載します。最も重要なのは、自分の経験してきた職務内容について簡潔にわかりやすく表現することです。会社から与えられた“Job Description”等を丸写しにすることは、守秘義務の観点からも好ましくありません。職務内容を書かずにタイトルだけを羅列したり、相手が理解できない難解な表現も、書類選考を通過できないタイプのレジュメといえます。面接したくなるレジュメとは、その候補者の職務内容がイメージしやすいもの、その経歴が応募する会社のポジションの要求に合致しているかわかりやすいもの、と考えるとよいかも知れません。
    また、意外と軽視されがちな担当ポジション名や、雇用期間を正確に記入することも重要です。前職での情報を間違って記入すれば、内定前の“Reference Check(経歴照会)”で、前職の人事部や元上司に雇用情報を問い合わせた際、相手からの回答がレジュメの記載内容と相違することになり、応募企業によくない印象を与えることに なってしまいます。
    新卒者の場合、この項目に記入する内容は非常に少ないと思いますので、在学中のインターンシップやボランティア、学内外の活動内容とそこで得た知識や経験等を詳しく書くと効果的です。

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カバーレターの書き方

直接企業に応募する場合カバーレターをつけることは、応募する際最低限のマナー。英文履歴書が応募者の学歴や職歴という事実を記載した書類であるとすれば、カバーレターは応募者から求人企業への個人的なレター。つまり、その企業が求める人材と、自分の経歴や能力がどのようにマッチしているのかを簡潔に説明する為に、必ず必要な応募書類のひとつです。

また、せっかくカバーレターをつけても、全く同じ内容で複数の会社に応募したり、宛名や担当者名など細かい部分が間違っていては逆効果となりますので、送付前に応募企業にマッチした内容で記入して送付することが重要です。

カバーレターの役割として、
  • 英文履歴書で表現しづらい自分のパーソナリティーを伝える
  • 相手の企業が重視するスキルや経験を的確に伝え、同時に、その仕事に求められる内容を理解していることを伝える
  • 自分が応募企業に興味があるかを伝え、仕事に対する積極性を感じさせる

などがあげられます。

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