クレオ人事セミナーは、直接的・間接的に企業の人事に関わる方を対象に、2005年6月以来毎年2回ずつ開催しています。日本と大きく異なるアメリカの人事制度や慣習をご理解いただき、日々の業務にお役立ていただくことを目的としていますので、毎回異なる分野の専門家を招いて、人事・労務に関する幅広い分野の情報を日本語でお届けします。参加費用は無料、原則として1回のセミナーはCincinnati地区とLexington地区の2箇所で開催します。開催予定はウェブサイトや月刊ニュースレター、日系メディアなどで事前にお知らせ致します。

クレオ人事セミナーについてのお問い合わせはこちらをクリックして下さい。

【第13回報告 第12回報告 第11回報告】

6月7日（木）、8日（金）の両日、第14回クレオ人事セミナーが開催されました。今 回は多くの日系企業が直面している「現地化」に関する話題をとりあげたため、いつ にも増して多数のお客様にご来場いただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げ ます。 また、シンシナティ会場の席数の関係で、残念ながらご参加いただけなかっ た皆様には深くお詫び申し上げます。

今回の講師は弊社のパートナー企業として人事コンサルティング部門をサポートする Strategic HR Inc.社長のロビン・スロックモートン氏を迎え、第1部では「「現地化 に不可欠な人事制度改革チェックポイント」を題材としてお話をうかがいました。弊 社コンサルタント中山による一般的日系企業の組織形態や駐在員の職務内容、日本の 雇用慣習などを説明した後、ロビン氏より対比するアメリカ的人事制度や慣習との違 いとその背景、現地化を進めるために必要な重要ポイントについて説明していただき ました。取り上げた題材が広範囲にまたがるため、時間的制約もあり個々のポイント を掘り下げることができず、ご来場者の満足度に不安を感じていましたが、アンケー ト結果を見る限りキーとなるポイントは抑えていただけたようで安心致しました。

休憩をはさんだ第2部は「日本人が知らない米国企業の人事事情」。ご来場時に配布 したカードにご記入いただいた質問の他に、普段日系企業からご質問いただくアメリ カの人事慣習についての質問をピックアップし、ロビン氏の過去のコンサルティング 経験も交えて回答していただきました。また、第2部後半は自由質問の時間とさせて いただき、多くのご出席者から活発な質問が寄せられましたが、来場者からは「多く の日系企業が同じような問題で悩んでいることを知って安心した」というご感想や、 「普段のセミナーでも質疑応答時間を増やして欲しい」といったリクエストもいただ きました。

弊社ではこれからも皆様にお役立ていただける題材を取り上げていきたいと思います ので、今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。

※当日配布致しました、セミナー資料をご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。